平成11年度の夏に行われた観光学研修「国立公園とディズニーリゾートin the USA」の報告記事が、本学部紀要3号に掲載されました。
この研修は、観光デスティネーションとして重要な役割を担っている「パークとは何か?」について、現地巡検を踏まえて考察する目的で開催されました。世界初の国立公園であるイエローストーン国立公園とフロリダのディズニーリゾートをはしごするツアーです。実は相当な弾丸ツアーです。
普段、2つは結びつかないかもしれませんが、国立公園(National Park)もテーマパークも「パーク」です。そして、観光産業的に見て重要です。日本では年間数億もの人が国立公園に出かけ、ディズニーだけで年間数千万人の入り込みがあるわけです。どちらも見過ごすことができません。
一見正反対にも見える両者がなんでパークとよばれるのでしょう? それを現実に体験してもらうためにアメリカを目指します。なぜならどちらのパークも、アメリカが老舗なのですから。さて、答えは何でしょう? 「詳しくはWEBで!」と言いたいところですが、ここはWEB上なので...「パークス&リゾート論」などの講義を聴きに来てください。
実のところ、報告レポートが出たのは良いのですが、私には理解できない編集方針で、(著者への断りなしに)写真がすべて抜かれていたのは非常に残念でした。この手のレポートは研修中の臨場感が伝わる写真こそ大切なのに..近々時間ができたら写真入りバージョンをつくり、独自にWEB上へアップしてみようと思っています。