日本の国土は管理されている。
ということは、日本の自然も管理されているということになる。どの様に管理されているのか?
前々から、観光学というのは「(企業をマネジメント=経営する)経営学」と「(場所をマネジメント=管理する)地域管理学」の二つのマネジメントの学問(領域学)に支えられた「メタ領域学」であると教えてきた。
ただし後者の地域管理学は都会から原生自然まで幅が広いので、サブカテゴライズされている。それが国土利用計画の視点である。
取りあえず覚えておいてほしい要点は下記の対応関係である
観光学で地域のマネジメントを学習するには、国土利用計画法で定められた上記5地域の概要を覚え、それに対応する5つの法律を修め、5つの地域に主として関わる4つの学会に目を光らせておく必要があるわけである。でも、実際にこの様なもの全てに目を光らせた上で、経営学も修めている人がこの日本に何人いるのだろうか。心許ない。
そのため、観光学を今学んでいる学生への期待は一層強くなる。
上記5つの法律に是非目を通すように。
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