東海大学観光学部観光学科 田中伸彦ゼミ

2012年4月 田中ゼミがスタートしました。 2013年3月にホームページをアップしました。

本拠地 

〒151-8677 東京都渋谷区富ヶ谷2-28-4 東海大学観光学部 4号館3階 

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湘南キャンパス 〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1 東海大学E館1階教員室1

 

TEL.

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「観光学」を学ぶ人のための「ネイチャー論」(その3) 国土利用計画を覚えておこう

「観光学」を学ぶ人のための「ネイチャー論」(その3) 国土利用計画を覚えておこう

日本の国土は管理されている。

ということは、日本の自然も管理されているということになる。どの様に管理されているのか?

前々から、観光学というのは「(企業をマネジメント=経営する)経営学」と「(場所をマネジメント=管理する)地域管理学」の二つのマネジメントの学問(領域学)に支えられた「メタ領域学」であると教えてきた。

ただし後者の地域管理学は都会から原生自然まで幅が広いので、サブカテゴライズされている。それが国土利用計画の視点である。

 

取りあえず覚えておいてほしい要点は下記の対応関係である

都市地域 - 都市計画法 - 日本都市計画学会

農業地域 - 農振法 - 農村計画学会

森林地域 - 森林法 - 日本森林学会

自然公園地域 - 自然公園法 - 日本造園学会

自然保全地域 - 自然環境保全法 - 日本造園学会

観光学で地域のマネジメントを学習するには、国土利用計画法で定められた上記5地域の概要を覚え、それに対応する5つの法律を修め、5つの地域に主として関わる4つの学会に目を光らせておく必要があるわけである。でも、実際にこの様なもの全てに目を光らせた上で、経営学も修めている人がこの日本に何人いるのだろうか。心許ない。

そのため、観光学を今学んでいる学生への期待は一層強くなる。

上記5つの法律に是非目を通すように。

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